浮気されたときの心の癒し方

信じている夫に浮気されてしまった。
これほどショックなことはありませんよね。
 
そのショックは心の傷となって今後の夫婦関係に大きな影響を与えてしまうので
夫と離婚するにしても、関係修復するにしても
浮気された妻心の傷の癒しが必要になります。
 
Uさんは夫と3歳の子供と3人暮らし。結婚5年目。
交際中はとても優しかった夫だけど、だんだん会話が減ってしまい
さみしいと思いながらも結婚して何年も経てばみんなこんなものだから

そう思い込んで過ごしていた。
しかし、ある時知らない電話番号から着信があり
出てみると夫の浮気相手からだった。
 
「まさか?本当に?」
 
突然すぎて、浮気されている事実が信じられなかった。
そして、帰ってきた夫を問い詰めると、浮気を認めて謝ってきた。
 
途端に裏切られたショックと、怒りで体が震えた。
それまで浮気したら離婚だから!と時々夫に言っていたけど
実際にされて心が引き裂かれそうなほど辛い。
 
浮気なんて絶対に認めないし、浮気したら絶対離婚!!
そう思っていたけれど、離婚はしたくない。
なぜなら夫を愛してることに気づいてしまった。
離婚をしてしまったら浮気相手の元に行ってしまうことも許せないことだった。

前までは浮気されたら離婚すればいい、なんて考えていたけれど
実際に浮気されて離婚することが、こんなに難しいなんて…。
 
でも、夫婦関係を継続するのも苦しいもの。
夫の浮気は忘れて、楽しく過ごしたいのに
怒り、不満、不安、悲しみが込み上がってきてしまう。
 
頭では忘れたいのに、いつまで経っても
その時の感情が鮮明によみがえってしまい、なかなか以前の
自分に戻れず、いつまでも悩み続けてしまう。
 
Uさんは、ずっと一人で苦悩していた。
浮気されて、とてもショックを受け
夫を嫌いになって離婚をさっさと出来たら楽なのに
まだ夫を愛しているということ。 
 
そして子供も小さく、経済的にも自立できない
色んな感情が入り交じり、自分ではどうしていいかわからない
けれど、やっぱり家族みんなで笑いあっていたい。
 
Uさんは、関係修復を目指そうと思いはじめた。
 
夫婦関係を修復したい場合
浮気した夫に求められる言動は
謝罪と浮気の解消、そしてコミュニケーション。

Uさんの夫も離婚はしたくないので浮気相手とはすぐに別れ
Uさんに謝罪をしている。 
 
逆に浮気された妻に求められるものは、許すこと。
 
Uさんの心はとても傷つき、怒り、悲しみ、不安の中で
その気持ちに苦しみ、許せないでいた。
この許せない気持ちが夫婦関係がうまくいかない原因だった。
 
浮気した夫、その浮気相手も許すことが
心の癒しとなる。

 
もちろん、過去のことだし許している、と言う方もいます。
でも、夫婦関係がうまくいっていないのであれば
まだ心が傷ついていて許したくないんです。

許せないから相手に対して疑ってしまう、信じきれない
素直になれない。
 
夫と一緒にいると、居心地が良くない
または夫がいないと浮気していないか不安になるなら 
許せていない証拠。
 
許せていないと重い雰囲気を無意識に発しています。
そして家の中はピリピリして夫は居心地が良くない
コミュニケーションもうまくいかない。
 
許せない気持ちがあるから修復が困難なんです。
無意識に自分自身で困難にしているんです。 

許せる自分になること、言葉で言うのは簡単だけど
すぐにできることではないので、何年も苦しむ人が多い。
 
Uさんもはじめは夫も相手も許してると言っていましたが
話していくと、涙を流されて、やっぱり許せない!
そう言っていました。
 
「許せない」を持っていても何の得にもならない
損ばかりだし、今のままでは修復は難かしくなるばかり
手放すと修復できる可能性上がりますけど
どうしますか?とお聞きしました。
 
Uさんは、許せないままでいるのも疲れるし
修復できるなら、手放します。
そう決意されました。
  
Uさんの許せないという感情を潜在意識に書き換えワークを行い
過去の浮気を思い出したとき怒りがこみ上がっていたのがなくなり
もう遠い過去のことのように思えて、もうどうでもいいかと思えるようになり
 
それと同時に寂しいという感情も癒されるのを感じた。
そこで気づいたのは自分からコミュニケーションを避けていたこと
浮気される前から自分の本音が言えなかったこと。
 
そして、夫婦関係を学ぶ中で
産後のセックスを嫌悪して拒否し続けたことが
夫を深く傷つけることだと知った。
 
いつも夫は自分勝手だし、自分が我慢してばかり
そんな風に思っていたけど、実は自分も夫から見れば
自分勝手なところもあったのかもしれない。
 
今までの潜在意識のままでは気づけなかったことを
Uさんは気づきはじめ、男女の違いを知る中で
正しいコミュニケーションの方法を学ばれていったんです。
 
気持ちは冷静になって
なぜ、うまくいかなくなったのか。
なぜ、夫が冷たくなったのか。
 
自分の気持ちを見つめていくと
分かったことは、自分のルールに縛られていたこと。
そしてその自分のルールを相手に押し付けていたこと。

夫婦ならこうするべき。
妻ならこうしなければいけない。
夫ならこれをするべき。
 
自分ルールに縛られて本当はしんどかった。
でもやめたらいけない、ルールを守らないと
責められる、嫌われる、愛されない。
 
誰もそんな自分のルールを強要していない。
強要しているのは自分だと気づいた。
 
ルールを守れば幸せになれると信じていた。
でもルールに縛られていると幸せを遠ざけてしまう
本当に大切なのは一緒にいて楽しいこと。
 
浮気はすごくショックな出来事だったけど、今までの問題点がわかり
乗り越えることができた、一番大切なのはお互い楽しい気持ちだった。

浮気されたことで、今までのUさん自身の問題が解決して
以前より夫婦関係は良くなった。
 
もちろん、Uさんの夫のように浮気をすぐにやめたり反省する夫ばかりではないです。
何年も浮気を続けて、反省もしない、優しさも全く感じれない
歩み寄ってもくれない場合は、そのまま我慢を続けるか、別れるかです。
 
Uさん夫婦の場合は相手が善良なケースでした。
妻を傷つけたことを反省しています。
それならはじめから浮気するな!という話ですが
男性は事が大きくなるまで浮気を軽く見ています。
 
浮気して、妻にバレて妻が本気で悲しんでいる、本気で怒っている
そして事の重大さに気づいて反省します。
 
しかし、悪質なケースは、開き直り妻のせいにしたり
嘘を繰り返し浮気を続けます。
この場合は傷つくばかりなのでいつか心の限界が来ます。
 
早く別れたほうがいい場合もありますが 
それでも夫婦でいたいのなら私はどうしたら
望む夫婦になれるのかサポートします。
 
まずは、あなたの未来が幸せだと思う方を選択してください。