「夫婦なんて、どうせこんなものだ」と思っているからうまくいかない

夫婦関係を修復して、心から笑いあえる夫婦になっていく
カウンセラー 小澤典子です。 

夫婦関係を修復したいと願っていて、そのために日々努力もしている。

でも、ふとした瞬間に「どうせ夫婦なんて」と思ってしまう瞬間ありませんか?

例えば芸能人が結婚した時「どうせ離婚するよね」
SNSでラブラブな姿のカップルや夫婦を見て「こんなの公開して別れたらどうするんだろう」

なんてマイナスに見ていませんか?

実はこれは、あなたに「愛のメンタルブロック=制限がある」ということになります。

人間は普段「自分の中にあるもの」を他人に重ねて見ます。

これを投影といいます。

自分が優しい人間ならボランティアをしている人を見れば「優しい人だな」と思うし

もし、優しさよりもお金を優先する生き方をしていれば「お金にならないのにすごいな」と思います。

これは、どちらが優れているということではなく

「自分の思っていることが世界と重なっている」だけなのです。

そして、芸能人に「どうせ離婚するよね」と思うことも、自分の中に「愛なんてどうせ壊れる」という強い信念があるからなんです。

こうした「どうせ」という破壊予想があるとき潜在意識的には「愛は壊れるもの」という前提で生きていることになります。

すると実際に夫から大切にされなくなったり、浮気をされたり
繰り返し問題が起きてしまう現実が起こります。

こうしたネガティブな信念は、主に子供時代、幼少期の愛の記憶から起こります。

虐待をされていなかったとしても、どこか親同士仲が悪かったり、お母さんに怒られたり、お父さんがあまり遊んでくれなかったり、そんな体験をしてしまうと「愛されていない」と信じてしまうんですね。

そして大人になっても「愛されていない」が続いてしまうんです。

ではこうした思い込みは、どうしたら変えていけるのかというと

まず自分が「どうせ」と思って「どうせ」になるばかりの夫婦関係を繰り返してきたと認めることからはじまります。

「認める」ということは「無意識に繰り返してきたことを、意図的に止める」ことになります。

走り続けているボールを止めて「これを繰り返してきたんだ」と自分で気づくこと。

そのうえで「自分はそんな愛を選択したいのか」と考え、選びなおします。

あなたの中には「本当はこうされたかった」本当はもっと甘えたかった」という理想があったと思います。

けれど、それが願っても叶わなかったからこそ、いつの間にかあきらめてしまった。

でも、今は、あなたは立派な大人、子供時代の時のことや、周囲の影響を受ける必要はないんです。

あなたが子供時代に願っていたことは、今のあなた自身が叶えていくことができますよ。

「自分の理想を叶える」

と決めたときから、それがあなたの潜在意識にまで届き、夫に対する見方や受け止め方も変わり、現実が変わっていきます。

心から選び直し「私は愛せる人」という自覚を持つと夫婦関係も円満へと自然に変わっていきます。

周りの影響を受けない、本当の愛で生きられるあなたになるのです。