夫婦関係修復のカギとなるイライラのコントロール

夫婦関係を修復したいと悩んでいる時

パートナーに対して些細な事でもイライラしてしまっていませんか?

　
夫婦関係修復中は特にイライラが起こりやすいんです。

普段からイライラして怒りがちな人は余計にイライラします。

イライラするのは思い通りにならないから。

夫婦はこうあるべき、妻はこうあるべき、夫はこうあるべきというのを

自分の中に持っている人ほどイライラは多くなります。

こうあるべきというのは、「これが正しい」という価値観。

これが正しくて、これ以外は間違っているという思い込みでもある。

それがたくさんある人ほど、自分の中にルールがあるわけで、

パートナーに対して厳しくなります。

自分の決めた正しいルールを守らないパートナーにイライラします。

相手に対して「なんでそうなの!？信じられない！！」

そんな感じでイラつきます。

人は怒りモードに入ると、ますます怒りが増幅して

関係ないことにまでイライラしてきます。

そんな時のあなたは怖い顔をしています。

自分では気付いていないけど口角は下がって無表情

イライラオーラを出して、部屋の空気を重くしている。

不機嫌をまき散らしているんです、

または不機嫌を相手にぶつけていたり、

自分では無意識にやっていることもあるんです。

この状態の人と一緒にいたいと思う人なんていません。

一緒にいると、なんだか責められているようで

重たくて辛いな、と感じてしまうから。

そして、身体にも悪いんです、イライラは自律神経が乱れる原因なので

肩こり、頭痛、胃痛、老化、眠れない、下痢や便秘など不調を引き起こし

長く続くとストレスで大きな病気にも。

何もいいことはありませんね。

ところが人はこの怒りがうまくコントロールできない。

そして、年齢と共にますます怒りやすくなり

夫婦関係が思うようにうまくいかない。

夫婦関係が難しくなる原因の一つにこれもあるのです。

怒りをコントロールしようというアンガーマネジメントの本がたくさんあります。

こういった本などを参考に、怒りのコントロールを身につけましょう。

怒りの原因となる「自分の思う正しい」から外れた

相手や出来事は許せない。

怒りをコントロールするには、この「正しい」を手放せばいいのです。

だってその正しいは、みんなが思う正しいではなく、

あなたが思い込んでいるだけの正しいだから。

夫婦のケンカの原因は自分の正しいを押し付け合いで起こる。

お互いが違う正しいを持っている。

そして、お互いが相手を間違っていると否定する、

そして相手を正そうとする。

お互い自分が正しいと思っている限り、この争いは終わらない。

うまくやるコツは、自分の正しいと相手の正しいは違うと理解すること。

そして、相手の正しいを認めて否定しない。

これができない人は、イライラが止まらないし

同じようなケンカを繰り返してしまいます。

原因は相手にはありません。

全ては、自分の正しさで相手を裁こうとするあなたの中にしかありません。

人を変えることはできないけど、自分自身が、相手の正しさを認め、受け入れ、

自分の正しさだって間違っていないし、相手のだって間違っていない、

そう大きな心で受け入れる自分に変わることはできます。

難しいという人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

長年の思い込みのネガティブな思考のクセを変えていけばいいのです。

習慣を変えれば思考も少しずつ変わっていてきます。

不思議なもので、この思考を変えると、相手も変わってきます。

イライラをやめると、自然と素直な自分となりますから

相手も変わっていくのです

自分が変わればすべては変わるのです。