「何かをしなければ愛されない」の落とし穴

夫婦関係を修復して、心から笑いあえる夫婦になっていく
カウンセラー 小澤典子です。 

多くの人は「自分は無条件では愛されない」
というメンタルブロックを持っています。

私たちは「一生懸命働くことや、がんばることが良いことだ」という価値観を持っています。

これは、こうすることがみんなに好かれること、一般的に人として当然のことだと教えられるために
無意識に刷り込まれているのです。

だから勉強をがんばったり、仕事をがんばったりしてきたはず。
でもこれが夫婦関係にまで影響が出てしまうと、私たちは愛されない現実を創ってしまってます。

仕事で頑張って褒められるのが良いこととされているように夫婦関係でも「頑張って相手の役に立つ」であったり「気を使って相手をたいせつにしてこと愛される」ということが

「何かしないと愛されない」が無意識に根付いていると、最初から「役に立つから、私を愛して」と行動してしまいます。

そんな夫婦関係は「我慢して、怯えながら顔色をうががう」という「無理」をしているので妻は苦しみ、犠牲で成り立つようになります。

最終的に苦しくなって「どうしてこんなにがんばってるのに愛されないの?」と悩みます。

しかも、最初からから顔色をうかがっていると「夫のほうは妻が顔色をうかがってくれることを当たり前だと思い、心地良く思っています。」

夫の顔色をうかがって気疲れするばかりで、こんな疲れることを辞めたいと妻が思っていても、そうすることが当たり前になっているので、なかなか辞めることができません。

「自分が持っている無意識のパターン」と「相手の無意識のパターン」が結びついてひとつのカタチになっているからです。

自分が犠牲的な行動をしているために、結果苦しいと悩むことになる

こうしたパターンを変えるためには、どうしたらいいのか?

「顔色をうかがわなくていい、おびえなくていい、犠牲にならなくていい」

そう自分に言い聞かせる。

夫からそうしてほしい、と言われたわけでもないならやらなくてもいいし、悩んでいるなら必要以上にやりすぎているよと自分の心に伝えてみること。

必要のないことはやらないで、自分のことを優先していくこと。