よく、怒ったあとに
「あんなに怒るんじゃなかった」
「きつく怒ってしまった」
「もう怒りたくないのに」
と、ため息をついていませんか?
怒っても、ちっとも楽しくないし、つらいし、疲れるし、怒ることをやめたいですよね。
では、そう思っているのに、怒ることをなかなかやめれないですよね。
自分の思い通りにならないときに怒りが生まれるということをお伝えしていましたが、
世の中は自分の思い通りにならないことがたくさんありますよね。
そんな時はいてきた怒りを大きな怒りにしなくて済む方法があります。
それは、自分でコントロールできることとできないことに分けることです。
「このことは私の思いではどうにもできないことだな」
と割り切ると必要以上に怒りを大きくせずに済みます。
例えば、天気などは「今日はこんなに寒い!」
「遊びに行く日に雨なんて、ついてない・・・」
とイラッとしてもどこかで、「天気までは思い通りにはできないししょうがないか」と大きな怒りにはならなかったという経験はありませんか?
それでも、どうしてこうなのと思い続けていると怒りが倍増してしまうことがあります。
イラッとすることがあった時には、
「私がイラッとしている事、これは自分の力でコントロールできる?できない?」
と自分に聞いてみましょう。
そうやって聞くことで、自分の怒りを冷静に見ることができて怒りを爆発させずにすみます。
子育てに当てはめると
あなたの力でほとんどをコントロールできると思うかもしれませんが
コントロールできない場合が多いと思っていた方が良いです。
例えば「夜早く寝ない」からイライラすること。
「早く寝なさい!」と言っても子供は「まだ眠くない」と言ったとき
これはコントロールできない部分になります。
あとは、子供が「お腹すいた、ご飯まだ?」「もうごはんいらない」と言ったときもコントロールはむずかしいですね、
睡眠、食欲、または、おねしょなど体のことなどの、
生理的欲求は、コントロールしにくいです。
そんなときは、相手自身になんでできないの!?と求めるよりも
「眠くないなら、寝れないよね」
「お腹空いたのなら、ごはん食べたいね」
「お腹いっぱいなら、ごはん食べれないね」
「寝る前に飲み物飲んだのかな、おねしょしたんだね」
と、子供の体の状態を見て、確認してみると、怒りがだいぶ減ると思います。