自然に愛し愛される夫婦になり
幸せな理想のパートナーシップを叶えるあなたになる。
ドリームパートナー心理学 主宰の小澤典子です。
完璧主義というと、何事もきちんとこなす
かっこいい人というイメージを持つかもしれません。
けれども、じつはそうとも限らない
完璧主義にはふた通りのタイプがあります。
ひとつは、自分が決めたルールをいつも守る人。
もうひとつは、いつの間にか作ったルールに
振り回されている人。
「待ち合わせの時間を守る」
という場面を例にしてみますね。
自分が決めたルールを守る人は
こんな風に考えます。
「約束の時間ぴったりに着くのが良い」
振り回される人はこうです。
「約束の時間ぴったりに着かなきゃいけない(着くべきだ)」
違いは、最後の部分だけです。
「~~するのが良い」
と思うのと
「~~しなければいけない」
「~~するべきだ」
と思うのでは、
心の余裕が大きく違いますよね。
「~~するのが良い」
これは、例外を認める思いです。
「~~するのが良いけど、
仕方なくできないこともある」
という考え方です。
例外を認めた上でそうならないように
努力するので、
もし、自分が遅れてしまったり、
相手が遅れてきたときにも、
余裕を持った行動ができます。
「~~しなければいけない」
「~~するべきだ」
これは、例外を認めない思いです。
「絶対にこうでないと許せない」という考え方です。
例外を認めないので、自分が遅れても、
相手が遅れても、許せなくなります。
余裕がなくなるので、ピリピリしたり、
落ち込みやすくなります。
このふたつの差は、ほんとうに小さなものです。
ほんのちょっとの例外を認めるか認めないか、
それだけのことです。
もしあなたが、
「~~しなければいけない」
「~~するべきだ」
という100%例外を認めない思いを持っていたら、
それを80%~90%くらいに和らげるイメージで
「~~するほうが良い」という言葉に差し替えて
みてください。
気持ちが楽になりますよ。
そうして、気持ちが楽になると
潜在意識も少しづつ変わっていきます。
心にも余裕が持てて夫に優しくすることができ
小さな事なら許すこともできる
そんな風に妻がおおらかに変わることで
夫はそんな妻の希望を叶えようと
自然と要望に応えてくれるようにもなるし
夫までもおおらかな話やすい雰囲気に変わった。
という現象も起こり始めます。
夫婦関係は潜在意識で繋がっていますから
「自分が変われば相手も変わる」
そんなことが起こりますよ。