今も夫の浮気を許せないあなたへ!(3)

夫の浮気を許せない、怒りや不安が湧いてきて苦しい。そんなあなたへ

今も夫の浮気を許せないあなたへ!(1)

今も夫の浮気を許せないあなたへ!(2)
 
からの続きです。
  
今も夫の浮気を許せない!というあなたに(2)では、
浮気という行動は相手が悪いにしても、修復がうまくいかないなら
自分が原因かもと考えられるなら、対策の取りようもある、とお伝えしました。
 
これは、自分にも責任があると認めること。少し辛口の言葉で言えば、自分の側にも原因があると認めること。
 
ここが、なかなか辛いんですよね。
 
そもそも、怒ったり、不安になったり、相手を責めることは
「自分は何もできない」と思うことと同じで、問題解決の先送りになっています。
 
問題を解決するには、「この問題を解決するために、私は何ができるかな?」と自分に問うことが大事。
人は大きな問題が起こると、感情的になって、冷静に問題解決できません。
 
ではなぜ、怒りや不安がなかなか収まらないのか?
 
まず逆に怒りや不安が早く収まる人は、どんな特徴のある人か見ていきましょう。
 
 
私のカウンセラーの経験からすると、怒りや不安が収まらない人は
心の底で自分自身を責めている人です。
 
3つの責め言葉
「間違っている」
「頑張ってない」
「嫌だ」
 
それぞれ順に、「自分の正しさ以外を認められない言葉」「自己否定の言葉」「傷つく言葉」です。
 
怒りや不安が収まらない人は、これらの言葉を、無意識に自分に向かって使って責めている傾向があります。
 
カウンセリングでは、潜在意識の書き換えワークを行って、責める心を取り除いていきます。
実は、自分を責める心は、幼少期の出来事でもう必要ないことが多いのです。
 
ワークをやると解決は早いのですが、日頃の生活の中で
自分自身を責める言葉を使わないように意識するだけでも、少しづつ効果は出てきます。
 
気を付けていても、つい責め言葉は出てしまったときは
「今のキャンセル!」と言い換えてみる。
 
責め言葉をもし使ってしまった例として
「あ~疲れた、夕飯は簡単なカレーでいいかな、私ってダメな主婦だな…」
↓(あっ!しまった)
「今のキャンセル!カレーを作る私すごい!」
 
「旦那に怒りすぎたな、もう自分が嫌だ」
↓(あっ!しまった)
「今のキャンセル!我慢してため込むよりいいよね、次は優しくしてみればいいや」

こんな風に、キャンセルして前向きな言葉に言い換えればいいんです。
 
気づいていないだけで無意識に責め言葉を私たちは使っています、4週間ぐらい続けていると
自分を責めることが少なくなり、前向きにものを見る習慣ができていきます。
 
こうして、自分を責めないようになっていくと、心の器も大きくなっていくものです。
自分を許せるようになり、相手のことも許せるようになっていく。

そうして浮気を許し、夫婦関係を修復していけるようになるのです。