夫の浮気を許せない、怒りや不安が湧いてきて苦しい。そんなあなたへ
今も夫の浮気を許せないあなたへ!(2)
からの続きです。
今も夫の浮気を許せない!というあなたに(2)では、
浮気という行動は相手が悪いにしても、修復がうまくいかないなら
自分が原因かもと考えられるなら、対策の取りようもある、とお伝えしました。
これは、自分にも責任があると認めること。少し辛口の言葉で言えば、自分の側にも原因があると認めること。
ここが、なかなか辛いんですよね。
そもそも、怒ったり、不安になったり、相手を責めることは
「自分は何もできない」と思うことと同じで、問題解決の先送りになっています。
問題を解決するには、「この問題を解決するために、私は何ができるかな?」と自分に問うことが大事。
人は大きな問題が起こると、感情的になって、冷静に問題解決できません。
ではなぜ、怒りや不安がなかなか収まらないのか?
まず逆に怒りや不安が早く収まる人は、どんな特徴のある人か見ていきましょう。
私のカウンセラーの経験からすると、怒りや不安が収まらない人は
心の底で自分自身を責めている人です。
3つの責め言葉
「間違っている」
「頑張ってない」
「嫌だ」
それぞれ順に、「自分の正しさ以外を認められない言葉」「自己否定の言葉」「傷つく言葉」です。
怒りや不安が収まらない人は、これらの言葉を、無意識に自分に向かって使って責めている傾向があります。
カウンセリングでは、潜在意識の書き換えワークを行って、責める心を取り除いていきます。
実は、自分を責める心は、幼少期の出来事でもう必要ないことが多いのです。
ワークをやると解決は早いのですが、日頃の生活の中で
自分自身を責める言葉を使わないように意識するだけでも、少しづつ効果は出てきます。
気を付けていても、つい責め言葉は出てしまったときは
「今のキャンセル!」と言い換えてみる。
責め言葉をもし使ってしまった例として
「あ~疲れた、夕飯は簡単なカレーでいいかな、私ってダメな主婦だな…」
↓(あっ!しまった)
「今のキャンセル!カレーを作る私すごい!」
「旦那に怒りすぎたな、もう自分が嫌だ」
↓(あっ!しまった)
「今のキャンセル!我慢してため込むよりいいよね、次は優しくしてみればいいや」
こんな風に、キャンセルして前向きな言葉に言い換えればいいんです。
気づいていないだけで無意識に責め言葉を私たちは使っています、4週間ぐらい続けていると
自分を責めることが少なくなり、前向きにものを見る習慣ができていきます。
こうして、自分を責めないようになっていくと、心の器も大きくなっていくものです。
自分を許せるようになり、相手のことも許せるようになっていく。
そうして浮気を許し、夫婦関係を修復していけるようになるのです。