
相談をやっていて感じるのは、
夫婦不仲だという方の両親は夫婦不仲だったという方が多いです。
「自分はあんな親みたいになりたくない」
そう思っていたのに、気付いたら自分も親のような言動をして
夫婦関係は良くない・・・。
一体何が起こっているの?と思いますよね。
もちろん親を反面教師にして、仲の良い家庭を作っている方もいます、
でも親みたいにはなりたくないと思っていたら
自分も親と同じことをやっていた、ということも起こります。
これは、幼少期にすごく傷付いたことがあるからです、
親の言動や、親の夫婦関係に悲しかったり不安だったり
小さな心が傷付いたんです。
厳しく叱られた、叩かれた、気持ちを分ってくれなかった
ガマンしなさい!と言われた、それはダメ!って否定された
寂しさを感じていた、などのネガティブに感じたこと。
そのネガティブ感情は潜在意識に記憶されて
忘れていても消えたわけでもないし
親も大変だったと理解しようとしても
ネガティブ感情は残ったまま。
そして結婚すると、その時の心の傷を解消したくて
パートナーに対し、幼少期のネガティブな感情を出してしまうのです。
こんなに辛い気持ち、なんとかして!
どうして私の事を愛してくれないの!
幼い頃の不満を無意識にパートナーにぶつけてしまうんですね。
そしてまた、その幼少期のネガティブだった出来事は
「親の愛情」と思い込んでいることもあります。
子供は見捨てられ不安があるので
ネガティブな出来事も、これは親の愛情だ!と思い込みます。
そして、大人になってから問題が起きます
愛する人にそのネガティブな出来事をするんです。
例えば、親から怒られたことが心の傷にあると
怒られることが愛情だと思い込んでいたりします。
そうなると、パートナーを怒ってしまったり
または怒られるようなことを自分からします。
頭では怒りたくない、怒らせるようなことをしたくない
そう思っているのに、行動は反対の事をしてしまう。
そんなふうに思っていることができないのなら
自分の親に対する思いから解消していかないといけないんです。
今は仲が良いから大丈夫、という方もいますけど
過去を振り返った時に出てくる、親とのわだかまり
それを解消しないと、思うように修復の行動ができないんです。
そして、今の夫婦関係は子供にも遺伝していきます、
今、不仲であれば、子供までも将来は夫婦不仲になってしまうんです。
子供の前で喧嘩をしていないから大丈夫とはいえなくて
子供は敏感なので両親の不仲を感じ取ります。
感じ取ったら優しい子だと心身に不調が出やすくなります、
そして問題行動も起きやすいです、不登校にもなりやすく
自分に自信がなく、人を信用できない、自分の事も愛せない
そんな大人に育っていきやすいんです。
子供だけは、元気に明るく育ってほしいし
やりたいことを見つけて、将来は幸せな結婚をしてほしい。
そう願いますよね?
だけど、親の夫婦関係を見て育つので
夫婦不仲だと子供はこれが夫婦と学習してしまい
子供も同じようなことで悩んだり
夫婦不仲にもなりやすいのです。
この負の連鎖を断ち切って、自分も夫婦関係を良くするには
自分自身の親子関係から見つめ直すことです。
明日、その親子関係をどうしていけばいいのか書きますね。
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