
「最近、なんだか夫婦でギクシャクしている…」そんな風に感じていませんか?
もしかしたら、
「もう、愛されてないのかも…だから、本音を言っても無駄かな」
なんて、諦めかけていませんか?
でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。
実は、本音を出すことを諦めてしまうと、
お互い気持ちが離れてしまうんですね
想像してみてください。
心の中で思っていることを言葉にしないということは、
相手はあなたの考えていること、感じていることを知ることができません。
最初は小さな誤解やすれ違いだったとしても、本音を言わないままでいると、
その溝はどんどん深まっていきます。
相手もあなたに対して「何を考えているんだろう?」
「もしかして、自分に何か不満があるのかな?」と
不安になったり、寂しさを感じて、どうしていいかわからなくなる。
でも、もしあなたが勇気を出して、
少しだけ本音を出してみたらどうでしょう?
不思議と相手の気持ちも動き始めることがあるんですよ。
もちろん、自分の本音や弱い部分を見せるのは
怖かったり恥ずかしいかもしれませんね。
でも、あなたの本音を伝えることで
相手も本音を打ち明けてくれるようになるんですね。
なんだか、逆みたいに感じますよね。
「相手が変わってくれたらいいのに…」
「相手から言ってくれたら私も言うのに…」
と思ってしまいがちだけれど、
全てを相手のせいにして待っていても変わらないし、
時間がもったいないですよ。
考えてみてください。
もし、今回のちょっとした喧嘩やモヤモヤの中に
「あなたに本音なんて言うもんか」という気持ちありませんでしたか?
その奥には、
「あなたなんか頼るもんか」
「あなたなんかに私の大切な部分を見せるもんか」
「あなたなんかに私を大事にさせるもんか」
という気持ちが隠れているのかもしれません。
でも、もしあなたが相手に本音を差し出すことができたなら。
それは、自分の弱さを相手にそっと差し出すようなもの。
そんな時、二人の間に何も変化が起きないなんて、
ありえないと思いませんか?
もちろん、必ずしも期待した通りの事が起こるとは限らないし
時には傷付くこともあるかもしれない。
でも、イライラやモヤモヤの心で毎日を過ごす毎日が
変わるきっかけになるはず。
夫婦関係で「なんだかうまくいかないな」と感じた時こそ、
実は、二人の関係をより深くするチャンスなんです。
ケンカになると、ついつい相手を打ち負かしたくなっちゃいますよね。
「自分が正しい!」「相手が間違ってる!」って、
強く思ってしまう気持ち、すごくよく分かります。
そして、もしここで自分が引いたら、なんだか負けたような気がして、
すごく悔しいし、悲しい気持ちが押し寄せてくるんですよね。
そのネガティブな感情が、また怒りとなって湧き上がってきて、
「やっぱり自分が正しいんだ!」って証明しようとしてしまう。
その結果、相手を責めるような、
傷つけてしまう言葉を言ってしまうことって、ありますよね。
そんな時、思い出してほしいのが**「一歩引く賢さ」**なんです。
これは、感情的に「言い返してやる!」「絶対に負けない!」
とぶつかり合うのではなく、あえて一歩、引いてみることで、
事態がより穏やかな方向へ進むようにするための知恵なんですよ。
つまり、ケンカになった時に、相手と感情的に対立するのをやめてみる。
そうすることで、お互いがヒートアップするのを防ぎ、
冷静に話し合える余地を作る、ということなんです。
一歩引くって、負けることじゃないんです。
むしろ、より良い解決策を見つけるための、賢い選択なんですよ。
そこで、今回は、私が大切にしている
「一歩引く賢さ」を活かすための3つのヒントをお伝えしますね。
▼「一歩引く賢さ」を活かす3つのヒント
1.相手の言葉の奥にある気持ちを想像してみる
たとえ、冷たく聞こえる言葉や、理解できない言動があったとしても
「もしかしたら、私を大切にしたい気持ちが、
不器用な形で出ているのかもしれない」と想像してみるのです。
特に、男性は、好きな女性のヒーローになりたいという気持ちを持っていることが多いもの。
「私のことを幸せにしたい」という気持ちが、彼なりのやり方で表現されているのかもしれません。
(この想像力を働かせることが、冷静さを保ち、感情的な反応を防ぐ第一歩になります。)
2.自分の心の中に湧き上がるモヤモヤや怒りは、
「本当はもっと分かり合いたい」というサインかも? と問いかけてみる
怒りや不快感は、自分を守るための防衛反応。
その奥には、「もっと理解してほしい」「もっと大切にしてほしい」という、
ピュアな願いが隠れていることがあります。
湧き上がってきた感情に、すぐに反応するのではなく、
「どうして私はそう感じるんだろう?」と、自分の心にそっと問いかけてみてください。
3.勇気を出して、素直な気持ちを言葉にしてみる。そして、伝えた後の相手の反応に、一喜一憂しない
大切なのは、「伝える」という行為そのものです。
相手がどう受け止めるかは、相手のペースやタイミングがあります。
自分の気持ちを素直に話せただけで、
あなたはもう素晴らしい一歩を踏み出しています。
相手の反応が期待通りでなくても、
「私はちゃんと伝えたんだ」と、自分を褒めてあげてくださいね。
この3つのヒントを意識することで、感情的にぶつかるのではなく
「一歩引く賢さ」が、二人の関係を穏やかに、そしてより深く繋げてくれるはずです。
私も、昔は色々なことで悩み、
感情的にぶつかってしまうこともありました。
でも、少しずつ、この「一歩引く賢さ」を意識していくうちに、
夫婦の関係が穏やかになり、お互いを尊重し合えるようになったと感じています。
もし、今、ご夫婦の関係で悩んでいるなら、
この「一歩引く賢さ」を、試してみませんか?
きっと、これまでとは違う、打開策が見えてくるはずですよ。
一人ではどうしていいかわからない、一歩引けない…
悩んでいるなら私に相談してくださいね。
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