母親と父親の言うことが違うと子供にこんな悪影響が出てしまう
学校の懇談会で先生がこんなことを言っていました子供が何よりも混乱するのは
母親と父親の言っていることが違う時です
子供について決め事をするときに夫婦で話し合っていないパターンが
とても多いようです母親が一人で習い事を決めてしまったり亭主関白で父親の言うことが絶対であったり
こんな時に一番困ってしまうのは子供です例えば
「テレビを見るのは1日2時間まで食事の時はテレビは消す」
「習い事のスイミングをさせるか、させないか」
「ゲームを買うか買わないか」
「中学受験をさせるかさせないか」
など夫婦で事前に話し合っていないと母親が勝手に甘やかしてしまったり
父親が勝手に買い与えてしまったりということが起こり・・・
「この前お父さんはいいって言ったのにどうしてお母さんはだめなの!?」
と子供は混乱してしまいますこれが続くと小学校低学年までで言えば両親の顔色を
気にするようになってしまったり高学年や思春期になってくると
親に対して反発心を抱いてしまったりします。
夫婦の間で「こうあるべき」を話し合いましょう
子育てで決め事をする時は短い時間でも良いので夫婦で話し合ってみましょう
たとえ夫婦でも人それぞれ価値観は違うものです
「子供の習い事だけど珍しく自分からやりたいって言ってるからチャレンジさせてみたいんだけどどう思う?月謝は8千円なんだけど」
「子供に買うゲーム誕生日やクリスマスの時だけがいいかなと思うんだけどあなたの意見を教えてくれない?」
夫婦で意見が食い違った時には突然「それは違うんじゃない」と言うのではなくあなたがそう思う理由を伝えてみましょう
「あなたがゲームを買ってあげたい気持ちはわかるけど、ゲームばかりに夢中になってしまわないか心配してしまうのよ」
相手にどうしてそう思うのと理由を聞くことも大切です。
二人の意見の間をとった選択もできるでしょう。
「ゲームは年に4回は買っていいとしてゲームは1日1時間を超えないというルールを決めない?」
相手の意見と理由を聞いてそちらの方が良いと思ったら
「確かにそうだよねじゃあ受験をさせるのはもう少し待ってみようかな」
などと言葉にして伝えてみましょう。
子供のためにという思いは夫婦共に同じはずです!
どちらが正しい間違っていると喧嘩している場合ではありません!
夫婦のどちらかが一方的に意見を言ってばかりという姿を子供に見せていると子供が真似してしまうことも
ですから夫婦が意見の違いを話し合っている姿を子供に見せるのも時には大事なことです。
人間関係は話し合いをしながら進めていくものなんだと子供が親の背中を見て学ぶことができます。