1、離婚後に後悔している人が多い

 

夫婦喧嘩が多く、感情的になって離婚届に判を押して勢いのまま提出してしまったという方の中には、元の夫または妻と「やり直したい」「復縁したい」と後悔される方も少なくありません。
暴力、モラハラを受けづづけたという人よりも、相手の浮気に最初は激高して「絶対に許せない!」との思いから離婚しても
時間の経過と共に冷静になり、別の生活を送るようになり、また違った考え方もできるようになってから後悔してしまい、やり直したいと言ってもすでに相手の心は離れていて二度と夫婦に戻ることができなくなってしまう。
離婚を決断を出す前に「修復」という選択肢もあることを忘れないで夫婦関係修復という点を見直してみることも大切です。

2、修復したいならしてはいけない行為は別居!

ささいなことが原因の喧嘩で一時的に感情的になってしまった、妻の育児疲れや育児方針の違いによる関係悪化、そして相手の浮気など、よく言われる「距離を置いて冷静になる」という、別居については、修復を前提とするならば行ってはいけない行為の1つです。物理的に離れることで相手の不在が当たり前となってしまい、そのまま離婚になってしまう。
特に不倫や浮気などが疑われる場合は、相手にとって別居は都合が良いのです。また家庭放棄と見られてしまい、逆に立場が悪化する恐れもあります。

一緒にいるとストレスで苦しい、しかし修復したければそこを我慢し、できるだけ近くで一緒に居るようにしたほうが得策です。修復したいという気持ちを持ちながら、相手に優しい言葉をかけたり、感謝を伝えたり、同じ空間で過ごせば、少しずつですが冷えた空気も暖かくなるものです。

3、焦らず修復までのアプローチを考える!

上述のとおり、浮気相手などがいる場合には修復が困難だと思われても、家族の情はまだありますから修復できますし、気持ちが近づく可能性も十分にあります。

このような状況になったのは、なぜか冷静に考えて、自分はどうしたいのか頭の中で整理します。
自ら言動を反省したり改善すながら、「一緒に生きて行きたい」という気持ちが相手に伝わるような行動を取れことで
時間は掛かっても必ず相手には伝わります。相手を責めたり、感情的になるのではなく、あくまで冷静に対応することが大切です。

4、一度で修復させる!

仮に修復に至ったとしても、相手としてはまた以前と同じように喧嘩が繰り返されるのではないか?
という不信感が残ります。同じような喧嘩を繰り返し「やっぱりだめだ」と相手に思われたら、完全に愛想尽かすことになり、二度目はありません。そういう思いで対応しないと修復や復縁は、なかなか難しいのが現実。
自分の家庭生活をふり返り、相手を思いやる気持ちを忘れないで「共に生きたい」という強い気持ちが必要です。
子どものためにもできるだけ円満な家庭を作れるように努力も必要です。
子どもの笑う顔を見るうちに相手への愛情も増してくるかもしれません。