子育てのイライラを解放させる、はじめの一歩

忙しママが怒ったり悩んでしまうのは当たり前です。

毎日忙しい中頑張っているお母さんは
子供に対して

「早くやって!もうやったの!?」
「何回同じこと言わせるの?」
「毎日イライラしてつらい」

私のもとには日々たくさんのお母さん達から相談の声が寄せられます。

子育てをしているとイライラしたり怒ったり悩むことの連続ではないでしょうか?

特に今は一人で子育てに追われるお母さんが増えているので日々悩んでいると耳にします。

私も出産、子育てを経験していますが、子供を産む前の私は

「子育ては楽しいもの」「子育ては幸せに満ちたもの」という幸せなイメージをもっていました。

ところが実際は思っていたものとは違いました。

私の幸せなイメージを打ちこわすような毎日
体力的にも精神的にも疲れてしまう日々

「ミルクを飲んでくれない」「泣き止んでくれない」「眠ってくれない」
「とにかく泣かないでほしい」

自分のご飯を食べる時間も、テレビを見る時間も、トイレやお風呂もゆっくりできない日々・・・。

まさか、子育てが、こんなに思い通りにいかないことの連続だとは思いませんでした。

子供に怒ってはいけないと

思いながらも子供に対して怒りがこみ上げてしまう。

毎日つらく、悲しい感情に日々に耐えるだけでした。

なぜお母さんはイライラするのか?
「うちの子は言うこと全然聞かない!」
「何で何度も同じことを言わせるの!」
「なんでできないの!?」

 

 

こんな気持ちが湧いてくることはありませんか?

日々子育てをしていると子供に対して
悩みや怒りや怒りがこみ上げてくることがたくさんあるのではないでしょうか?

「いいかげんにしなさい!」と怒鳴ってしまったあとで

「また怒ってしまった・・・」
「子供にイライラして疲れる」
と罪悪感にさいなまれる・・・。

世の中の多くのお母さん達が悩むところです。

そもそもどうしてイライラする怒りの感情があるのでしょうか。

実は怒りは「こうあってほしい」という自分の思い通りにならないときにわいてくるものです。

「こうしてほしいのに、なんでやってくれないの」!?

「なんでわかってくれないの!?」

そんなふうに思った時にイライラして、怒りがむくむくとわき上がってくるのです。

怒りの感情は身近な対象ほど強くなる

「怒り」の感情には身近な対象ほど強くなるという特徴もあります。

特に家族に対しては職場の人や友達以上に怒りがわいてきやすいのです。

どうして身近な相手には怒りが強くなってしまうのでしょうか?

それは

「長く一緒にいるんだからわかってよ!」
「家族なんだから言わなくてもわかるでしょ!」

という期待や甘えが強くなりやすいからです。

特にお母さんの場合は自分の体から子供を出産していることもあって
我が子を分身のように錯覚してしまうこともあるのではないでしょうか?

「子供は自分と同じことを考えるもの」
「当然、言うこと聞くのは当たり前」
と無意識のうちに期待してしまうことがあります。

だからこそ
「私はあなたたちのためにこんなにしてあげてるのに!」

「こんなに思っているのになんでわかってくれないの!」

という思いが湧いて腹が立ってしまうのです。

怒りはそもそも誰もが持っているもの。

そして特に家族に対しては強く湧いてきてしまうものなのです。

そうだと思うと少しは気持ちが楽になりますね

怒りを感じるのは当たり前
怒りを感じる自分を認めてみましょう。

子育てをしていると毎日悩んだりイライラしてしまうことがあるでしょう

「もう行くよ早くして!」
「なんで言うこと聞いてくれないの!」
「ちゃんとやってよ!」などなど・・・。

そんな時怒ってしまったあと自分に対して
あなたはどんな感情を持つことが多いですか?

多くのお母さんの話を聞いていると怒ったあと

「また怒ってしまった・・・」
「余計なことまで言ってしまった・・・」
と後悔や罪悪感に悩むという相談が多いのです。

どうして怒ったあと後悔する気持ちがわいてしまうのでしょうかそれは

「怒ること=よくないこと」と思いこんでる人が多いからです。

怒ることについて皆さんこんな意見を持っています
「怒るのはいけないこと」
「怒るのは大人げないこと」
「みんなと仲良くしなければいけない」という意見が多くありました。

これは家庭のしつけや学校などで
「怒るのはよくないこと」
「怒らずガマンしなさい」
「みんなと仲良くしましょう」

という教育を受けてきた人が多いことが原因のひとつです。

だからこそイライラしたり怒ることに対してマイナスなイメージを抱いてしまうのです。

でもそもそも怒りは私たち人間にとって自然な感情です。
「うれしい」「楽しい」「悲しい」
といった感情があるのと同じように怒りの感情も存在しています。

ですから怒りが湧いてきた時いつも無理にグッと抑えたり

「子供にイライラするなんて母として失格」「こんなことで怒ってしまうなんて・・・」

などと落ち込んで、自分を攻める必要はないのです。

イラッとすることがあったらまず。
「私今イライラしているな」

「思い通りにならなくて余裕がないから余計に腹が立っているんだな」

と怒りを感じる自分を素直に認めてしまいましょう。

特に女性の場合は月経のリズムでどうしてもイライラしたり

体調不良で気持ちも不安定になったりすることがありますそんな時には

「今は生理だしイライラしてしまうのもしょうがないな」

「いつも通りにいかないしペースをゆっくりにしよう」

と、きちんとやらなければいけないという気持ちを横に置いてみるのもいいのではないでしょうか。

怒りを感じるのは当たり前のこと腹が立つことがあったら怒ってもいいのです。
「私は怒りなんて感じたことがありません。」

「私は怒ったことがありません。」というほうがかえって不自然ですよね。

怒りを溜め込みすぎて

「勢い余って怒りを爆発」させたり
「手をあげてしまう」

という怒りを後悔するようなことは避けたいと思います。

そうならないためにも怒りをうまく扱えるようになることが大切なのです。

どんな時に怒りやすいのかを知っておこう。

イライラして怒りに振り回されないためには落ち着いている時に

「私ってどんなことで怒るんだろう」と振り返って見るのがおすすめです。

たとえば

「子供が時間を守らないことにイライラする」
「お願いしたことをやらなくてカッとなる」
などいくつかの共通点があるはずです

そしてもう一つ
「私はどんなときに、どんな怒り方をするクセがあるんだろう」ということも知っておきたいですね。

「カッとなる感情のまま怒鳴ってしまう」
「物に八つ当たりをしてしまう。」
「ガミガミ、イヤミを言ってしまう。」
などです。

自分の怒りのクセを知っていればいざイライラすることが起こった時でも

「またいつもの怒り方をしているな」
「やっぱり、こんな時にイライラするな」
とわいてくる怒りを冷静に受けとめることができます。

そうすると怒りを爆発させてしまって後悔するということがなくなるはずです。

「怒ること=ダメ」と思うのではなく

自分のイライラする怒りのクセを知っておくと

心は落ち着いて対応できます。

どんな時も感情に振り回されずに楽しく子育てをしていきたいですね。